ひとあじちがう料理店エピソード0(ぜろ) 和田氏との出会い
ひとあじちがう料理店、ひとあじちがう洗車場は、要介護認定を受けた方とキッズサポーターが活躍しています。
今回はひとあじちがう料理店を行うにあたって大きな一歩を踏み出すのに力をいただいた和田行男氏との出会いについてお話させていただきたいと思います。
和田行男氏は一般社団法人「注文をまちがえる料理店」の理事長でもあり、認知症ケアのパイオニアと言われる方です。NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」にも出演している介護の世界では有名な方です。東川社協では「注文をまちがえる料理店」を行いたいと考えていましたが、どのように進めていいのかもわからず、なかなか前に進めませんでした。その時に介護新聞に石狩市で「注文をまちがえるレストラン」を行うという記事を発見し、石狩市に和田行男氏が来ると記載されていたため、私たちは和田氏の講演を聴きに行きました。和田氏の講演を聴き、刺激を受けました。講演後和田氏と話す機会があり、「東川に来てください」というと「いいですよ~」と気さくに言ってくださったので、早速和田氏と東川町で講演会を行うための日程調整を行いました。
和田氏との日程調整をし、飛行機の予約をとりました。そこで出てきたのが、講演会等の経費問題。当時の保健福祉課の室長と生活支援コーディネーターに相談し、どうやら引っ張ってこれそうなとこらがあると知恵を貸していただきました。この時から一気に「ひとあじちがう料理店」を行う方向に流れが向かいました。「ひとあじちがう料理店」を行うことができたのも、石狩で和田氏の講演を聴けたため、そして、和田氏が東川町に来てくれると言ってくれたため。そして役場に私たちの思いを受け止めてくれる人がいて、知恵を貸してくれ、助けてくれたおかげです。また、いろんな事業所さんも助けてくれた、皆さんのおかげなのです。
そして2019年1月29日。皆さんの協力でせんとぴゅあⅠの講堂にて和田行男氏の講演をすることができたのです。
