みまもり訪問 えぴそーど1
みまもり訪問でのほっこりエピソードをお話したいと思います。みまもり訪問は東川社協の職員だけではなく「みまもりサポーター養成講座」を受講した地域住民ボランティアの登録をされた方も活躍されています。
今回は社協職員が体験したほっこりエピソードをお話したいと思います。みまもり訪問は一人暮らしの高齢者の方のお宅にも訪問して、「困りごとがないか」等を日常会話から聴き、情報提供や困っていることについての解決策を一緒に考えていきます。
ある一人暮らしのおばあさんのお宅に行ったときの事。その方は少し耳が遠く、大きな声でお話しをさせていただいていました。
彼女はもう少しで90歳になります。最近のTVで報道されているコロナウイルスの感染拡大についても、注意深く情報収集されていました。みまもり訪問の中でもコロナウイルスについて話すことがありました。ただ、少し耳が遠いという事もあり、ウイルスとしっかり聞こえなかったようです。話の中に「あのウイスキーが」と何回か出てきました。最初聴き間違えたのかと思いましたが、何回もおっしゃるので、言い間違いをされているんだと思い、カタカナいっぱいで難しいよな~と思いました。「ソーシャルディスタンス」とか「ロックダウン」なんて言われても、高齢者や子どもたちにはカタカナはわからないだろうな~って感じました。でも「あのウイスキー」はとってもかわいらしく私をほっこりさせてくれるものでした。このようにみまもり訪問では「毎回何かしなくちゃいけない」というものではなく、話の中から困った事などがあれば一緒に考える。また、知っている情報だったら、お伝えするという事を行っています。今回は特別定額給付金の期限はいつなのか等、彼女は不安に感じていましたが、8月までに申請すれば大丈夫という事を伝えれば安心されました。ちょっとした不安を一つずつ解決して、いつまでも住み慣れた東川町で暮らして行けるようにサポートすることが、みまもり訪問の醍醐味の一つです。
みまもり訪問サービスについては「つよ子の部屋」でつよ子さんが紹介してくださっているので、そちらもご覧ください。
みまもり訪問等のお問い合わせは、社会福祉法人東川町社会福祉協議会
電話 0166-82-7505 (担当:伊藤・遠藤)までご連絡ください。